赤ちゃんの髪で作る胎毛筆
赤ちゃんの髪で作る胎毛筆は、誕生記念としてその子にとって一生に一度しか作ることのできない大変貴重なものです。とても柔らかく毛先が細いので、書道家の間でも貴重品とされているようです。筆づくりは、紀元前2500年頃の中国で始まったといわれます。中国では子供ができると髪で筆をつくり、その子にとって一生のお守りとして大切にされていました。300年ほど前に、日本にこうした習慣が伝わってきたといわれています。
赤ちゃんの髪で筆をつくることには、健やかな成長とともに頭脳明晰・達筆祈願という願いが込められており、その子にとっての一生のお守り、記念とされてきたことが、中国の古い文献や日本の古文書にも残っています。
時代の流れとともに、中国でも日本でも製作する人は少なくなってきています。因みに胎毛筆は、髪の毛全体のうち、大人の親指ほどの量を梳いて作られ、足りない場合は親の髪の毛を足して作られることもあるようです。
赤ちゃんの髪のカット
赤ちゃんの髪のカットについては、髪が柔らかくて細いため、専用のはさみとくしを用いることが良いでしょう。専用のはさみは先が丸くなっていますので、柔らかい肌を傷つける心配はありません。やはり、じっとしてくれてはいませんので、5分ぐらいでスムーズに進めましょう。嫌がった場合には、おもちゃやお菓子を使って注意をひくことも良いでしょう。テレビやビデオを見せると、上下を向かせることが難しくなるかもしれません。