マグラックスとは

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マグラックスとは、腸内に水分を引き寄せて便を軟化増大させ、その刺激で腸の運動が活発になり便通がよくなるという作用をもつ薬剤です。胃の粘膜が弱ると、胃酸の刺激で胃炎や胃潰瘍を起こしやすくなるのですが、マグラックス錠には制酸作用があり、胃酸を穏やかに中和する作用が働きますので、胃炎や胃潰瘍の治癒の手助けとなります。注意点としては、大量のマグネシウムの服用が心臓や腎臓に良くないということで、心臓や腎臓になんらかの病がある人は医師への相談が必要です。

マグラックスは習慣性も少なく、長く飲み続けても効き目が落ちることはないので、便秘症によく処方されます。できるだけ多めの水(コップ一杯ほど)で飲むことが良いとされています。胃や腸の症状によって飲み方が違いますので、決められた飲み方を守りましょう。

マグラックスは、胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性、薬剤性)、上部消化器官機能異常(神経性食欲不振、胃下垂症、胃酸過多症)など、胃の疾患にもよく服用されます。また、尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防にも服用されます。

マグラックスの副作用

マグラックスの副作用はほとんどないとされていますが、服用量が多くなると、人によっては軟便や下痢を起こすことがあります。かえって胃腸が悪くなるような場合は、早めに病院を受診しましょう。また、長期にわたって大量に服用する場合、特に腎臓の悪い人や高齢の人は、マグネシウムが増えすぎる「高マグネシウム血症」に注意しなければなりません。だるい、吐き気、まぶたが下がる、筋力低下、徐脈、息苦しい、眠気などの症状が現われた場合はすぐに病院に行くことが望ましいでしょう。

マグラックスは妊娠時の便秘に

マグラックスは妊娠時の便秘に使用する場合は注意しなければなりません。妊娠すると便秘に悩まされることもあります。便秘がちの際は、朝食後の排便を習慣づける、繊維質の多い食事、十分な水分、乳酸菌食品を摂取するなど、まず日常生活の改善を図ります。マグラックスは、妊娠中でも安全に服用できますので病院でも出されることがありますが、突然大量に飲むと子宮収縮を誘発する恐れもあります。

マグラックスとの相性

マグラックスとの相性に注意しなければならない飲み合わせ・食べ合わせがあります。カルシウム(1日1g以上)や牛乳(1日1リットル以上)の大量摂取は、ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシスなど)を引き起こす恐れがあります。血中のカルシウム濃度が上がり、pHがアルカリ性に傾いてしまうのです。

難燃剤のマグラックス

難燃剤のマグラックスというものがあります。これは薬のマグラックスとは全く関係がありません。電線・ケーブルの絶縁被覆、壁紙などの内装材として用いられるもので、海水から生産される水酸化マグネシウム、天然鉱石を原料とした環境にやさしい難燃剤です。

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