赤いダニの正体
赤いダニの正体ですが、赤い色から目立ちがちなこのダニを目撃するのは、大抵日当たりの良いコンクリートの表面です。コンクリートなら公園の遊具や階段、家屋の外壁、ベランダや学校のプールなど、色々なところにちらちらとうろついていることが多いです。この赤いダニは「タカラダニ」という名前で、5月から7月の間に多く発生します。赤いために目撃する機会が多いにもかかわらず、発生する場所や生息に適している場所は具体的にはわかっていません。
日本での正確な分布地域も不明です。体長は1mm〜2mm。赤いダニはメスばかりが発見されているため、オスはおらず、単為生殖の生き物と考えられています。幼虫のころと成虫になった後では生活形態が大きく異なり、幼虫のころは他の昆虫に寄生して生きています。
セミにも寄生することがわかり、子供にとってセミは宝ですので、またはセミが赤い宝を抱えているように見えるため、タカラダニと名づけられたようです。寄生主の体液を吸って成長し、若虫になるとそこから独立します。
赤いダニの害
赤いダニの害については、刺咬性(刺したり咬んだりする性質)が日本で確認された事例はありません。アメリカでは確認されたことがあるようです。不快害虫ですが、人に直接的に害を及ぼすというよりは、赤いダニの小さく動いている姿が気持ち悪かったり、つぶしてしまうと衣服などに赤い染みがついてしまうことが不快であるというのが主な理由です。植物にも害を与えることはないので、いつの間にか屋内に入り込んでくることが一番厄介かもしれません。